しゃちほこ
FIRE(早期退職)したいと考えた時、いくらお金を貯めていたとしても、やはり、将来の金銭的不安が残るとは思います。だから、なかなか早期退職に踏み切れない人もいることでしょう。
はく
他にもコミュニティとの切断があると思うんだ。
例えば、僕は、家族、バスケ仲間、会社というコミュニティに属しているんだ。
しゃちほこ
コミュニティに属している、つまり居場所があるって思えることは、精神的安定につながるよね。
はく
そうなんだよ。だから、FIREすると会社というコミュニティと切断されることになるので自らの居場所が少なくなってしまうように思うよね。
しゃちほこ
だからかぁ。
生活に必要な金銭を十分持ち合わせているのに、いつまでも会社にしがみつこうとしている人がいるよね。
はく
すべての人間が!ってわけではないけど、しゃちほこの言う側面はあると思う。
しゃちほこ
だけど、自分の所属するコミュニティが減ると考えない方がいいよね。
自分は、「会社」よりも規模の大きい、日本人といコミュニティに属していて、その一部が機能しなくなっただけであり、全体からしてみれば、ごく小さいコミュニティと切断されただけ、だからね。
はく
そうだね。
日本人のコミュニティに属していれば、その中の小さいコミュニティを見つけるのは比較的簡単だと思うんだよね。
もちろん、日本人の枠を超えて、アジア、世界というコミュニティを自分の中でイメージしていければ、いいと思うよ。
しゃちほこ
コミュニティから切断される心配から解放されると、「仕事しないと暇だから」と、いいながら働く人が減るかもね。つまり、FIRE(早期退職)を達成に向けた精神的障害を乗り越えやすくなるね。