確定拠出年金:サラリーマンは押さえておいた方がよい!

投資

退職金は年々減少している

野村證券の紹介によれば、退職金はここ15年で700万円以上減少しているそうです。企業が昔と違って余裕がなくなってきているのだと思います。加えて、世の中の利回りが悪く、いい運用成績が残せないのが現実問題としてあるように思います。ちなみに私のオフィスで、隣に座っている方は再雇用で働いており、退職金の話題になったことがあります。その方は、高卒で事務職として入社され庶務業を勤め上げた方です。たぶん40年以上働いていたんだと思いますが、その方の退職金は2500万円ぐらいだったそうです。

なんだい!老後2000万円問題は退職金で何とかなるな!というのが一応の印象でしたが、野村證券のグラフを見る限り段々と退職金は減少しています。

そのため、しゃちほこが最後まで勤め上げるには、あと20年ぐらいあり、仮に勤め上げるとしたら、いくらもらえるのか。。。今、退職される方よりもだいぶ少なるなのではないかと推測しております。

従がいまして、投資で失敗したら最後、もしかしたらリカバリーが効かない老後を迎えるのではないかと、少し不安もあります。

図4:過去15年間の大卒者の退職金平均額の推移
野村証券 https://www.nomura.co.jp/el_borde/real80s/0036/

退職金を補う方法としての確定拠出年金(401K)

退職金については、企業は保険などで運用しておりましたが、それでは不十分なので退職金が減っているということがあります。

そこで、企業としては個人の責任で老後のお金を増やしてね。政府もそういう方針だし。ということで確定拠出年金という制度があります。

詳しい制度はGoogleで検索すればいくらでも出てきます。例えば、りそな銀行の説明はわかりやすかったと思います。

確定拠出年金のメリット

ざっくり言えば、年間27.6万円を拠出すると、年間5.5万円の節税効果が得られます。20年間だと110万円にも上るのでかなりなものだと思います。

資産形成をしっかり行うには、投資*節約が必要と考えておりますが、確定拠出年金は投資*節約が重なった、まさに資産形成に資する制度だと思っています。

※課税所得300万円、所得税率10%、住民税率10%として算出
りそな銀行 https://www.resona-tb.co.jp/401k/begin/images/tax-saving-simulation_img03.jpg

それに加えて、譲渡損益も非課税になります。これもお得と言えばお得な制度です。

確定拠出年金のデメリット

ただ、メリットだけではありません。10年以上積み立てた人の場合、それを現金として受給でいるようになるのは60歳以上です。つまり、現在30歳の方は30年現金化できないことになってしまうので、その意味ではリスキーな投資ともいえます。但し、確定拠出年金は基本的にドルコスト平均法を用いて積み立てていくので、期間が長くなればなるほど、リスクが低減されるので、あまりリスクを大きく考える必要はないだろうと考えております。「しゃちほこ」は毎月2万円を拠出しています。

なお、確定拠出年金は他の株式の譲渡益などと損益通算できないことも注意しなければならない点だと思います。

確定拠出年金で選べる商品

確定拠出年金に加入、拠出をすると、その金融機関から色々な商品を提案されます。ここでいう商品とは、預金や保険のほかに投資信託があります。

投資に回したくないと思われる方もいらっしゃると思います。そういう方は貯金や保険を選択するといいと思います。ただ、長期間運用することが前提なので、貯金に回しても利息は付かず、たぶんインフレに負けて、将来的には目減りしてしまうような気がします。単に拠出時の節税効果を狙いたいだけの人はそれでもいいと思いますが、私は投資信託に回しました。

投資信託もいろいろなものがあります。私の場合、海外株式(MSICオールカントリーだと思う)や国内リートなども選択肢にありました。それに加えて、例えば30年を見据えて、最初はリスク資産である株式の割合が高いけど、年数を重ねるごとに株式の割合が減少し、貯蓄資産に自動的に移行してくれる投資信託もありました。私は、海外株式70%、日本リート30%ぐらいで現在運用しています。

昨今のコロナショック前までは運用利回り5%を超えておりましたが、現在は1%~2%ぐらいをふらふらと推移しております。

まとめ

確定拠出年金は、投資*節約が一気に実行できるよい制度だと思います。但し、60歳を超えるまで原則として現金化できないこと、損益通算できないとうデメリットがありますが、無理のない範囲で、長期投資すれば、その辺のデメリットを吸収してくれると思われます。したがって、可能な限り確定拠出年金に突っ込んでいこうと思っております。

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